[関心事] 迷惑メール対策に頑張る「Webでも使える」メールサービスたち。

 多数のWebサイト(&ブログ)持ちの私は、メールアドレスを二桁(!)個持っていて、サイトごとに使い分けしているのであるが、最近どうもSPAMメールの件数が「爆発的に」増えて困っている。
 実は、つい最近まで「チョメール」というメールチェックソフトでウイルス感染の危険性のあるメールを削除させてから、1件ずつ中身を覗いてSPAMを削除、という手順を踏んでいた。しかし、このところ朝出勤前のメールチェックから夜帰宅後のそれまでの間に来るメールが200件以上になり、しかも80%ほどはSPAM、という有り様。「チョメール」に頼るメールチェックでは20分前後もかかってしまう、という大変な非効率状態に陥ってしまったのである。
 そこで私は方針転換することにした。具体的には、プロバイダとYahoo!メールのアドレスについては、Webメール機能を使って、最初にそちら側でチェックするように変更したのである。そうした理由は、それぞれが「迷惑メール対策」に有効な仕組みを持ち合わせていることにある。これらWebでの迷惑メール関連機能への努力には素直に感謝したい。

プロバイダ(@nifty)のWebメールの場合

 メールを選択して「受信拒否/迷惑メール」ボタンを押すと、ポップアップが出て、「(送信元メールアドレスからの)受信拒否」「迷惑メール報告」の選択肢が表示される。「受信拒否」側を適宜選択して「OK」ボタンを押すと、必要な措置が実行された後、該当メールは自動的にごみ箱へ送られるので、空にしてやればよい。「受信拒否」はいたちごっこになる可能性もあるが、ないよりはましだし、迷惑メール分析をきちんとした結果をユーザーにフィードバックしてくれる仕組みができれば、大変ありがたいと思う。

Yahoo! メールの場合

 ユーザー数が多いこともいい方へ影響しているのか、「迷惑メールフィルタ」のフィルタリング効率が非常に高い。Yahoo! メールの5つのアドレスについて、ログイン→「受信箱」=「迷惑メール」間のメール移動(日に数件/150件前後)→迷惑メールを空に→「受信箱」から「ゴミ箱」へ(日に0-2件)→ゴミ箱を空に→ログアウト……で、だいたい6〜7分の作業になるから、メールチェックの時間が半分程度に短縮されていることになろうか。


 これができない某ホスティングサービスの3メールアドレスと、そろそろやめようかと思っている某メールソフト専用アドレスは相変わらず「チョメール」でのチェックになるが、たいていは合わせても20件以下/日なのと、SPAMメールの割合もほかのメールアドレスよりかなり減るので、正直かなり助かっている。


 ……まあ、こんな“努力”をする前に、どうにかしてSPAMメールの存在そのものを撲滅してやりたい、というのが本当の気持ちなのであるが。