Google日本語入力を「かな入力」で使う前に。


 Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力


 話題のGoogle日本語入力beta、さっそく導入してみました。でも、
かな入力に設定すると「っ」と入れようとすると「Z」になり、「を」ははいらない
始末。で、ヘルプフォーラム - 問題の報告 に行ってみると……ありました。「かな入力のバインドがおかしいです」。そこに書かれていたことは、
「デバイスマネージャでキーボードが日本語になっていない場合に起きる」


な、なんですって〜(AA略


 確かに、私のPCのキーボードは、「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」になっていました。
 仕方なく検索して、シャープ・Mebiusサポートページの「キーボードの種類を変更する」に従ってキーボードドライバを削除→インストール……これだけではキーボードの種類が変わらず、さらに下のほうの手順に行って「日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー Ctrl+英数)」を選択して再起動させたところ、無事入力できるようになりました。「Windows によって、このデバイスドライバがハードウェアと互換性があることを確認できなかったため、このデバイスをインストールしないことをお勧めします。ドライバに互換性がない場合、ハードウェアが正しく動作しないことがあります。また、コンピュータが不安定になったり、完全に動作しなくなります。このドライバのインストールを続行しますか?」というメッセージには参りそうになりましたが。


 問題報告のスレッドには、「"PS2標準" のままでも、ATOK2009 では問題なく使用出来ていたので、ここはGoogleのディスアドバンテージがあるものと思います。」と書いてありましたが、これはむしろ、「Google日本語入力beta」の方が仕様通り動いている、という気がしています(日本語以外のIMEもあるらしく)。逆に、ATOKの場合、もともと「日本語入力するためにインストールするんですよね?」ということでFAなのではないかと。


 ……ということで、Google 日本語入力を「かな入力」で使う前には、システム上キーボードが「日本語キーボード」として設定されているかどうか確認しましょう、というお話でした。


 以下余談。
 それにしても、「Google 日本語入力」はATOKやMS-IMEを超えることはできるのか、実際に使って実用に耐えるかどうか試してみた - GIGAZINEでも触れられていましたが、


ぱんつじ→パンツじゃないから恥ずかしくないもん


とか、


ただしい→ただしイケメンに限る


とか第一順位でサジェストされるのは、こちらの気持ちが歪みかねないくらい歪みねぇな、まったく(苦笑)