2016-10-16から1日間の記事一覧

「身を乗り出して」見た舞台。これはもう「二枚看板の芝居」と言っていい――『雪まろげ』観劇記

「私は笑えない」。 主人公の夢子が、新聞記者で「詩人」の大悟が持っているメモにあった失恋の詩を聞いて笑う他の芸者衆の前でこぼす科白です。私はゲームでもそうですが、舞台でもその「物語」を追いかけるとき、登場人物の気持ちに没入していくタイプなの…