個人的おすすめの新規Webサービスを二つほど。

 きょうは午前中に新規のWebサービスを三つほど訪問してみました。そのうちの二つをおすすめとしてご紹介しますもうひとつは「Voice Link (beta.vlvlv.jp =現在は招待制β)」という「音声を媒介とした情報発信サービス」だったのですが、「著作者人格権」が(対・サービスプロバイダーだけでなく)まったく主張できない、という利用規約の一文がネックとなり、結局登録しませんでした。

vingow(ビンゴー)

 現在、ユーザー数10,000限定でクローズドβサービスを行っているサービス。Web上の主要ニュースサイトの記事にサービス提供側でタグをつけてくれていて、ユーザーのタグ(=見たいニュース記事のキーワード)リクエストに応じてカスタマイズされたタイムラインを生成してくれます。タイムラインから気になった記事を「お気に入り」(「あとで読む」用途などにいいと思います)にしたり、メモを書いておくこともできます。
 さすがにアーリーアダプター中心のためか、人気のタグはIT関連に集中していますが、これからユーザーが増えて行くに従って、タグの種類も増えていくと思います。
 ちなみに私は、「こんなタグが欲しい」をメモに書いているので、拾っていただけるとありがたく>サービス提供側の方々

Diaspora*(ダイアスポラ*)

 こちらはまだαサービス中のSNS。私が個人的にユーザー登録を待ちに待っていたサービスなのですが、正直言って期待を遙かに超えています。以下のような特徴があり、他のSNSにない面白さがあります。

(1) ''「Aspects」機能'' (aspect = 面、見方 などの意、転じてここでは「(自分の)側面、(他人からの)見え方」を規定する機能)
 Facebook には「グループ」という概念があり、その中で Update することにより、話題限定の会話を行うことができますが、これを通常のアップデートで普通にできるようにしたのがこの機能です。あらかじめ「つながり」を自由追加可能な「Aspects」(初期設定は「家族」「Friends(友人)」「仕事」「Acquaintances(友人というほどには親しくないが知人)」)に分けて登録することにより、共有したい相手とだけそのアップデートを共有できます。ポイントは、つながっている人を複数の Aspects に所属できるようにしていること。たとえば、私が「育児」と「雇用」とのどちらか、または両方に興味がある人たちと共有したいようなコンテンツは、「育児」「雇用」の両方のAspectsあてに投稿することで、そのどちらかまたは両方のAspectsに登録されている「つながり」の人たちのタイムラインに表示され、それ以外のタイムラインには表示されない、ということになります。もちろん、希望があれば「すべてのAspects」(=mixiでいうところの「すべての友人」)や、「Public」(全ユーザー)向けに流すこともできます。要は、タイムラインのアップデートを、mixiの日記でできるような流し方でできる、ということ(「友人の友人まで」機能はありませんが)。このことによって、気兼ねなく「つながり」とのコミュニケーションを取ることができます。Google+ に一足先に盗まれた感がありますが、オリジナルはこちら。

(2) ''「Tag to Follow」機能'' (タグをフォロー)
 これは Twitter のタグ検索をそのままタイムラインで読める、といった感じでしょうか。興味を持っている話題についてフォローしておくと、自分と「つながり」のない人の投稿も含めてタイムラインに表示してくれます。たとえば #photos というタグをフォローしておくように指定しておくと、面白い写真がどんどんタイムラインを通してやってきます。それを「Like(これ好き)」したり、コメントを残したりできるのは Facebook と同じなのですが、それを通して気軽に「Acquaintances」が増えてくれるところが、他のSNSにない気楽さでなおよし。また、 #NewHere タグをフォローしておくと、新規ユーザーがフォローしているタグをつけて I am #NewHere. メッセージを投げたときにタイムラインに表示してくれますので、気になったらどんどん「つながり」を増やしていきましょう。

(3) ''「Reshare」機能'' (再共有)
 これは、Twitterの「公式リツイート」やTumblrの「Reblog」機能を想像していただければいいかと思います。タイムラインに気に入ったものがあって、自分と「つながり」のある人にも是非見てもらいたい、というものがあれば、「Reshare」することによって、自分から再度流すことができます。まだ "Public" 向けの投稿しか Reshare していないのですが、特に Reshare のときの Aspects 指定機能はなかったので、"Public" 向けしか Reshare できないのか、それともオリジナル投稿の Aspects を承継するだけなのかは不明ですが、今後そのあたりもお知らせできれば、と思います。

 ちなみに私には(2)(3)機能で「つながり」を申し込んできてくれた人がいて(まだ使用開始から3時間ですよ?)、相互つながりにさせていただきました。


 とにかく使っていて思ったのが、思いの外「Casual」な空間である、ということ。Facebook Like なユーザーインターフェースFacebookからユーザー基本プロフィールを転記することまでできる)なのに、SNS内部にはFacebookとは真逆の印象を持ちました。これから日本人のユーザーがどんどん増えるといいと思います。招待機能があるので、招待されたい方は takayan_ressiiあっとlive.jpまで(s/「あっと」/@/)「あなたの興味分野を明記の上」(私の方でAspectsを分類の上招待状をお送りいたします)メールしてください。ただし、このメールアドレスは3-4日に一度しかチェックしないので、招待状が多少遅れてもご勘弁を。

Seesmic Desktop 2 を v1.2 にバージョンアップする際の注意点。


 会社からなので取り急ぎ。VideoPreview Plugin は v1.2 では支障があって使えませんので、バージョンアップ前に「設定→ Plugin」で Disable しておきましょう。
 Disable しないでバージョンアップすると、バージョンアップ後の Startup 時にエラーになりますので、最後の手は \My Documents\Seesmic\Seesmic Desktop 2\plugins フォルダの Biggert.Seesmic.VideoPreview.xap をリネームすること、になります。


※この件は、すでに Seesmic Help Desk および Twitter Account @seesmicjp を通して問題報告済みです。Ticket も発行されている、とのこと。近いうちに修正されてくるとは思いますが……。

台風15号直撃で「自宅待機→緊急出動→計画外停電」。

きょうは帰宅時の交通に支障があることが見込まれたので、事前申請して勤務@自宅としたのですが、仕事中のお昼過ぎに妻の実家(徒歩2分)から連絡が。
「いまは回復しているが、リハビリ中に妻の父がいったん意識を失った。」
「病院へ連れて行かないと」と支度もそこそこに、車だけ用意して暴風雨の中を妻と妻の実家に。
リハビリセンターからワゴン車で戻って、家に入りたさげにしている義父をそのままミニバンに引きずりこんで、義母と妻と4人で週一回だけ主治医のいる通いつけの病院へ。途中で相鉄線が抑止状態となり、某駅前の踏切で15分ほど立ち往生。妻に「急病人を乗せて病院に行く途中なのだが、踏切で延々止まらされている。いつになったら開くのか」と電凸してもらったところ、偶然なのか5分ほどで踏切が開いて、無事到着。結果としては、「今回は異常はありませんでしたが、こういうことがあったときには、病院に連れてきてください」とのこと。きっと、台風で急激に気圧が下がったのが良くなかったのでしょう。



しかし、検査途中で娘から妻に「停電した」との電話。呆然としつつ、診察の終わった止まっている相鉄線の踏切を通るのはリスクがある、と判断して、回り道で戻ってみると、なんと、妻の実家は問題ないのに、1ブロック離れた自宅はみごとに停電中……orz そして、ガスは使えたのでスクランブルエッグを作ってもらい、主食はパンとして「あの」計画停電の時以来の「メモリアルキャンドルで夕食を」……ということにあいなりました。
まあ、家族の会話が充実するのはいいのですが、あまりそうしょっちゅう停電されてもねえ……(まあ、今回の台風は首都圏直撃でしたので、やむを得ない部分はあるのでしょうが)。

(※記念の画面コピーは、停電中にノートパソコン&e-Mobile D25HW を使って接続し取得。我が家の住所についてはこの中にありますが詮索お断りです)


……ということで、4時間近い停電からようやく復旧@横浜市某所したので、今日一日を振り返ってみました。はぁ、まったくとんだ一日でございました。

「男性優位社会は生きにくい」と思った男性が目指すべき道。


 「追いつめられても助け合わない 今の女たちへ 社会学者 上野千鶴子さん - ポスト逆転の時代 - 働く女性研究所[ジョブラボ:朝日新聞社]」 には、たくさんの反響が寄せられています(私もブックマークしたひとり)。私のブックマークコメントは「自己責任論」に反応したものでしたが、その後こんなコメント




Twitterでまわってきましたので、私の意見を私自身のものも含めていくつかのツイートを引用しつつ記しておきます。


 そもそも、「男性優位社会」(「男尊女卑社会」でもいいのですが、少し抑えた書き方にしてあります)では、男性はどんな主張をしてくるのでしょうか?
 一週間ほど前、治部れんげさんとみやもとかずよしさんの会話に私が勝手に突っ込んでます。







(私のツッコミ)



さて、このやりとりを前提として、上の三つのツイートを見てみましょう。正直、私も「女だけがこの事象についての責任を負わなければならないのか」とおっしゃりたい気持ちはものすごくよくわかる。でも、私から見ると、こういうふうにしか思えないんですね。25年間にわたる「男女雇用機会均等」に関わる状況の後退は、結局「男性優位社会」が生み出してきたものでしかない、という現状認識さえできていれば。


 そこで、思わず出てきた意見がこれ↓*1


 こういう考え方が男性から生まれない状況を、気づいている人がきちんと指摘して、方向性を変えてあげる必要があると強く思うのですが、以前mixiの某コミュ(いまはすっかりROM状態)で「女性専用車両」の話に突っ込んだときは全然ダメだったんですよね……。


 そこで、Twitter風に……


 【緩募】「逆差別だ!」と叫ぶ「ダメンズリブ」な人たちを方向転換させるための方法。


……私のつたない頭脳では、思いつかないので。「投げっぱなし」でごめんなさい。

*1:この発言にほんとうに多数のリツイートとお気に入り評価をいただいてしまい、私、怖くて震えております。

二日連続飲み。

 私としては大変珍しいことなのですが……合わせて3000Yenしか出費していない(本当は5000Yen近くだったようですが)のが信じられません。
 ……外食産業で働く人の賃金は、どれだけ低いのだろうか。